猫の避妊について
(女の子の猫の不妊手術) SPAYING
避妊手術のメリット
避妊手術のデメリット
代謝エネルギーが減り、
太りやすくなるホルモンバランスの変化により、食欲が非常に強くなったり、基礎代謝率が落ちてしまうことがあります。
それにより肥満になりやすくなる可能性が高まります。肥満はその他の病気にも繋がるため、体重管理などをきちんと行いましょう。全身麻酔による手術の
リスクがある手術は全身麻酔で行われるため、年齢や体調にもよりますが、手術後に体調不良に陥ってしまう危険性もゼロではありません。
手術前に健康状態を検査してから実施しますので、過度に不安になることはありませんが、リスクがあることを理解しましょう。
避妊手術をするべきタイミング
はじめて発情する生後6~8か月頃に避妊手術をするとよいでしょう。
※個体差や飼育環境などによって、時期が変動することがありますので、動物病院へご相談ください。
FLOW 避妊手術の流れ
- 01
術前検査
手術前に身体検査、血液検査、レントゲン検査などを行い、麻酔を施しても問題ないか調べます。
- 02
手術当日
全身麻酔をしたあと、開腹して卵巣と子宮を摘出します。
縫合した後は、院内で麻酔から覚めるまでの数時間、経過観察を行います。
日帰りか入院(1日)かは、猫ちゃんの年齢や状態で決定します。 - 03
退院後の経過観察
手術から1週間後に抜糸します。
避妊手術後の注意点
術後1〜2日は食欲低下などがおこる可能性がありますが、数日で元通りになります。
もしそれ以降も元気や食欲が戻らないようであれば、動物病院にご相談ください。
※手術後は太りやすくなるため、食事管理を行いましょう。
猫の去勢手術
(男の子の猫の不妊手術) Neutering
去勢手術のメリット
問題行動の抑制ができる
発情することでメスを追いかけて放浪する行動や、尿マーキングといった行動が見られることもあります。
また、発情することで攻撃性が強くなる猫ちゃんもいるため、そういった衝動の抑制ができます。これらの問題行動は一緒に生活する人間にもストレスとなります。生殖器系の病気の
発症率低下、
予防ができる去勢手術は前立腺の病気や精巣の腫瘍を予防する役割があります。
生殖器系のホルモンバランスが変化することで、関連する疾患のリスクが低下し、健康維持に寄与します。
去勢手術のデメリット
代謝エネルギーが減り、
太りやすくなるホルモンバランスの変化により、食欲が非常に強くなったり、基礎代謝率が落ちてしまうことがあります。
それにより肥満になりやすくなる可能性が高まります。
肥満はその他の病気にも繋がるため、体重管理などをきちんと行いましょう。全身麻酔による手術の
リスクがある手術は全身麻酔で行われるため、年齢や体調にもよりますが、手術後に体調不良に陥ってしまう危険性もゼロではありません。
手術前に健康状態を検査してから実施しますので、過度に不安になることはありませんが、リスクがあることは理解しましょう。
去勢手術をするべきタイミング
はじめて発情する生後6~8か月頃を目安にするとよいでしょう。あるいは、発情期特有の声で鳴く、スプレー行動などが見られたら去勢手術を検討しましょう。
※個体差や飼育環境などによって、時期が変動することがありますので、動物病院へご相談ください。
FLOW 去勢手術の流れ
- 01
術前検査
手術前に身体検査、血液検査、レントゲン検査などを行い、麻酔を施しても問題ないか調べます。
- 02
手術当日
全身麻酔をしたあと、陰のうの皮膚を切開して睾丸(精巣)を摘出します。
院内で麻酔から覚めるまでの数時間、経過観察を行います。
日帰りか入院(1日)かは、猫ちゃんの年齢や状態で決定します。 - 03
退院後の経過観察
去勢手術では抜糸は不要です。
去勢手術後の注意点
術後1〜2日は食欲低下などがおこる可能性がありますが、数日で元通りになります。
もしそれ以降も元気や食欲が戻らないようであれば、動物病院にご相談ください。
※手術後は太りやすくなるため、食事管理を行いましょう。